こじらせているOLの毎日

仕事して映画観て二次元に恋をして26歳になった。

FF15

先日FF15がストレス発散ツールの仲間入りを果たした。平日は過度なストレスを抱えて帰ってくるため、どんなに夜が遅くなろうともモンスターを八つ裂きにする時間をとるようにしている。
ネット界隈ではバグ多いだとか色々と意見があるようだけど、私は開発してくれた皆様にありがとうありがとうと涙流しながら合掌してからコントローラー握っている。

ゲームをする理由は主に現実逃避なんだけど(クズ)、現実から逃避したがる割に、逃避する世界に現実感を求めてる。恐らくこの世にいたくないという意思の表れ。
このゲームはそれが見事に叶っている。ビジュアルの美しさのおかげで臨場感が過去のゲームと全然違う。暗いダンジョンでモンスターに不意を突かれた時は泡吐きそうになる。おばあちゃんにやらせる事態が万が一発生したならばAEDの用意事前にしとくべき。こないだダンジョンの床抜けてびくってしたからおばあちゃんの床が抜けることになるならば、それくらいの事前準備必要。

走り方とか、立ち方とか、傷とか髪とか細かいビジュアルがたまらなくリアル。そんな人おったなって。今朝出勤中にそんな風に髪いじる高校生おったなって。魔法使った時に仲間巻き込むと焦げて真っ黒になるところもリアルって書こうと思ったけどリアルだったら死んでる。
2016年終盤に漸く掴んだリアル過ぎる仮想世界。あまりにもそちらの世界に生きている感が強すぎて、本編がいつかは終わってしまうことに恐怖を感じる。本編の終わりはゲームの終わりでもある。つまり、ストーリーが終わればリアルが現実だけに絞られる。怖い。無理。死ぬ。少しでも延命しようとサブクエストが捗る。

まぁでもリアルすぎるって言うのも考え物で、登場人物の一人にこよなくカメラを愛する好青年が出てくるんだけど、彼都度写真をとってくれるのね。街中歩いてるときとか、戦闘中とかにランダムに。で、その写真の中にたまにあるんだよね半目の写真が。
一体どうしてその設定を入れようと思ったのか。故意的なのかはたまた偶然か。醜い現実から目を背けて美しい物だけを取り込むためにゲームをする身からしたら驚くほどいらない。