こじらせているOLの毎日

仕事して映画観て二次元に恋をして26歳になった。

推しの為に体に穴をあけた話

オタク誰しも推しというのがいると思う。推しの笑顔が見たくて仕事をして稼いで、稼いだ金でグッズを買い、ライブがあるならチケット争奪戦に挑み、負ければ金を積んででも推しの笑顔のために現場に行く…。そういう推しが誰しもいると思います。(いない人もいるだろうけど)

今日はそんな推しの為に耳に穴をあけた話をします。まぁ、この世界に生まれ落ちた瞬間から耳に穴は開いてるんですけどね。うん。

 

私の推しは某アプリゲーム17歳男子高生です。お判りいただけますでしょうか。私の推しは実際に触れられない次元にいます。でも推しだから、次元とか場所とか関係ない。どこにいても推し推し

推しの出てくるゲームとの出会いは6月2日。その時はまさか耳に穴開けちゃうほど推せる人物に会えるとは思ってもいなかった。

最初は「いいストーリーだぜ」と涙ぐみながら片手にハンカチ持ってゲームを進めてました。ここまではまだ私はしっかり現実に地に足付けてアプリゲームを楽しんでます。

で、私の推しが出てきたのは6月半ばくらい。あえてアプリ名は言いません。

メインストーリーを進めていくに連れて新しい登場人物が出てくるんだけど、メインストーリー4つあるうちの3つ目で推しが出てきた。

出てきたときはただの粋がっている男子高生だと思ってて、好きどころか不快でしょうがなかった。

でも、そんな彼が、ストーリーで人生初めての挫折を味わいます。 そして、改心。ここでわかったことは、

 

手がかかる子ほど可愛い。

 

まさにこれ。これ以外のなんでもない。

目標を見つけた推しは今も仲間たちと切磋琢磨して一生懸命頑張ってる。

で、推しの右耳にね、ピアスが3つあいてるのよ。多分、耳たぶ2つとヘリックス1つ(推測)。で、私は思ったわけ。オソロにしたろと。

これ、社会人4年目のOL 26歳の思考。びっくりする。学生がやんちゃな時期に「耳にnew holeあけましたwwwwワロwwww」じゃない。社会に出て4年経った大人がしっかり前を見据えて「推しの耳とオソロにしたくてnew holeあけました(真顔)」だもん。絶対に誰にも言えねぇwwww

6月中旬に推しに出会い、沼落ちし、7月1日にはヘリックスが誕生してました。産まれたて。孫じゃなくてごめん。

それを見た母の反応「〇×※*▽◆!?!?」決して二次元の男子高生とオソロにしたんだゾ★とは言えなかった。だって明らかに穴あいてる私の耳を見ながら「こ、これは、穴が開いてるんですか…?」って聞いてくるから。錯乱してる。口調がおかしい。いつも「喪女ー!あんた実家にいるんだったら洗濯もの以下略」「喪女―!!あんた彼氏以下略」「喪女ー!!!」「こら喪女!!!」「喪女あんたねぇ!!」という具合の母親が、敬語。

お母さん、ごめんね。人生を楽しむためには思い切りも必要だったんだ…。

 

晴れて(?)お揃いの耳になった推しと私。穴開けてから、推しの付けてるピアス(と似たようなもの)を探しに原宿の竹下通りを10年ぶりに下ったりした。

9月はこのゲームのイベントがあるので、有休をとりました。推しとお揃いのピアスをつけて参戦する予定。

そういやこないだ酔った勢いで会社の上司にアプリゲーム内の課金制について説明したら「絵の為にお金使うの!?」って言われたけど、あれ、どういう意味だったんだろう。うーん。価値観の相違!分かり合えない!